家を建てる前に行う地鎮祭。工事の報告をと安全、そして完成後の家の繁栄を願うのが主な目的ですが、「どんな風に準備していいのかわからない」「式がちゃんとできるか心配」という人もいると思います。

そんなわけで地鎮祭の準備や流れについて書いてみたいと思います。

地鎮祭ってどうやって依頼したらいいの?

地鎮祭をやるといったってどうやってどこの神社に依頼していいのか分からないという人もいるかもしれませんが、建築工事を受け持つ建設会社の人が神社を紹介してくれることがほとんどだと思います。

神社にこだわりが無ければ建設会社紹介の神社になるでしょう。

地鎮祭は氏神様にお願いするのが筋かもしれませんがこの点については現代の地鎮祭事情・氏神様に頼まないと駄目?という記事を参考にしていただければと思います。

建設会社が教えてくれなかったら?

建設会社が神社を紹介してくれないということは無いとは思いますが、自分で探すことになった場合はちょっとたいへんですが、電話帳を見たり神社本庁(神社の統括機関みたいなところ)の神社庁一覧から各都道府県の神社庁へ飛び、神社を検索してみるといいかもしれません。

全ての神社がこの神社本庁の傘下というわけではありませんがある程度参考になると思います。

全ての神社に人がいるわけではなく、ほかの神社の神主さんが兼務していることもあるので、本務社と書かれている神社や連絡先のある神社を探してみましょう。

どんなものを準備したらいいの?

これは神社によりますので、地鎮祭を依頼する神社が決まったらよく打ち合わせをして何が必要か確認しましょう。地鎮祭に慣れている神社だったら玉串料だけ準備すれば良いというところもありますし、祭壇から何から何まで準備してくださいっていうところもあります。

ただ、建設会社経由で依頼した場合は担当の人が神社とのやり取りを全て行ってくれて、「玉串料だけ持って来てください」とか「○○を持って来てください」とか教えてくれることがほとんどだと思います。準備するものがあっても建設会社の人が準備してくれたりとか。

自分は地鎮祭の多い神社にいたことがありますが、だいたい建設会社経由で依頼がくるので施主さんに直接準備物について説明したりすることはほとんどありませんでした。施主さんかた直接依頼があったときに説明したことが数回あったかな・・・ぐらいです。

服装はスーツがいいの?

会社の事務所や工場の地鎮祭ではもちろんみんなスーツですが、個人宅だと私服で参列する人がほとんどです。

「気合を入れてやるぞ!」という人はスーツでビシっと決めてきていいと思いますが、ラフ過ぎる格好でもなければ私服で問題無いと思います。ただし、穴あきジーンズとかラフな格好はふさわしいとはいえません。

経験上、個人宅は9割以上の人が私服です(建設会社の人が私服で良いと説明しているのかもしれませんが)。

子供は参列するべき?

家族で住む家なので子供も参列できるなら参列したほうが良いと思います。ただ、学校などで参列できない場合はそれもやむを得ないのかなと思います。

子供が小さくてじっとしていられないという場合は玉串拝礼(式の流れで説明します)だけやるとか臨機応変に対応すれば良いかと思います。

玉串料はいくら?お車代は用意すべき?

神社に納めるお金のことを玉串料(たまぐしりょう)とか初穂料(はつほりょう)と言いますが、地鎮祭の玉串料は神社によって違います。

だいたい3~4万円ぐらいのところが多いんじゃないかと思いますが、神社によって違います(神社同士の取り決めで○万円って決まってることも)。

お車代はあると嬉しいけど

お車代は・・・神社の内情を話すと、地鎮祭に行った神主個人がもらっていいという神社と、ちゃんと神社の会計に入れないといけないというところがあります。

神主個人がもらえる場合はお車代があるととても嬉しいです。そりゃそうですね。神主側からするとお車代があると「やったー!!」となるのですが、お施主さんの気持ちだと思うので、神社側から特に指定が無い場合はあっても無くても構いません。

あ、あと例えばですが玉串料3万5000円と言われたときに、玉串料の熨斗袋に3万円を入れてお車代の熨斗袋に5000円入れるとかはやめてください。

「いやっほー!お車代だー!!」となったあとに「両方合わせて3万5000円かよー!」とぬか喜びに終わってしまいます。お車代なくても気にしませんがこれは気にします。これはやめて欲しいです。

玉串料の熨斗袋は結び切りか蝶結びか

玉串料は熨斗袋に入れて準備しますが、お祝い事用の熨斗袋を用意するのは確定として、水引(みずひき・結んである紐みたいなの)の結び方をどうするかという話です。

水引の結び方は主に3種類で

結び切り

結び切りは一度だけの行事に用います。

あわじ結び

あわじ結びも一度だけの行事に用います。ちなみに両端を持って引っ張ると固く結ばれるので末永いお付き合いという意味もあるのだとか。

蝶結び

蝶結びは何度あっても良い行事に用います。

神主側からすると特に気にしていないですし、これといった明確な答えも無いと思いますが、ネット上で調べてみると蝶結びと書かれているサイトが多いような気がします。

家を建てるのは人生にそう何度も無いから結びきりのような気もしますが、子孫が代々続いて、家を建て替えていくということを考えると何度あっても良い事と考えることもできますね。

どれを選んでもバチが当たったりはしないです。

あとは間違って弔辞用の熨斗袋を買わないようにだけ注意してください。

ちなみに熨斗袋の書き方については熨斗袋を買ったら包装ビニールや紙に書かれているのでそれを見ながら書けば難しいことはありません。

いくらぐらい熨斗袋がいいの?

これも特に受け取るほうは気にしていないのですが、せっかくの地鎮祭なので500円前後支払って立派なものを用意すると気分が良いかもしれませんね。

地鎮祭にかける意気込みで決めたら良いと思います。

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