神前結婚式の代わりに結婚奉告祭はどお?費用や流れなど
「神社での結婚式に憧れるけどそこまではちょっとたいへんでできない・・・」
「訳あって婚姻届の提出だけにしたんだけど何か簡易的にできることは無いかしら」
そんな人にぴったりそうな式があります。それは
「結婚奉告祭(けっこんほうこくさい)」
です。
結婚奉告祭とは?
結婚奉告祭ってなんじゃらほい?って思った人も多いと思いますが、奉告祭っていうのは神様に告げるためのお祭りです。
神社によって式の流れは違いますが、神前結婚式から省略された式(指輪の交換とかが省略されることが多い模様)になるので費用や時間を抑えることができます。
そんなわけで今回は結婚奉告祭について書いてみたいと思います。
どこの神社でやったらいいの?
結婚なのでやっぱり有名な神社でやってもらいたいという人もいると思います。
憧れとかもありますし、2人の記念ということもあるのでそれはそれで良いと思います。
でも個人的には自分たちが住んでいる地域の氏神様がいいんじゃないかなと思います。氏神様に奉告することで日々見守っていただけるようにってことで。
氏神様が分からない人は自分の住んでいる都道府県の神社庁のサイトを見てみたり、問い合わせてみたりしましょう。神社庁一覧はこちら
ただ、人が常駐していない神社もけっこうあるわけでそうした場合は範囲を広げて自分が住んでいる市で大きな神社にお願いするとかそういう方法になるかもしれません。
費用はいくら?
神社に納める費用は玉串料(たまぐしりょう)とか初穂料(はつほりょう)とかかいいますが、玉串料は2~3万円というところが多いみたいです。1万円のところもありました。
このへんは神社に裁量ひとつな気がします。
他より高いけど誓詞(せいし)という誓いの言葉を読み上げたり三々九度があったり、という神社もあるでしょうし、安いけどこれらが省略されているところもあるでしょうし。
「どうしても三三九度がやりたい!」「指輪交換がしたい!」とかあったら神社に確認してみましょう。
玉串料は熨斗袋に入れて持っていくと気分が出るかも!
玉串料は結婚式用の熨斗袋に入れて持っていくといいでしょう。神社ではお金を裸で出しても「大丈夫ですよー」と言ってくれるところがほとんどだとは思いますが、せっかくの結婚奉告祭なので熨斗袋に入れたほうが気分が出ると思いませんか?
結婚式用の物を買えば問題ないと思いますが、紅白の水引(結んである紐)は上向きになっている結び切りのものにしましょう(一度きりのことは結び切りにする)。
誰が参列すんの?
新郎新婦2人だけでやってもいいし、両親に参列してもらってもいいし、夫婦で話し合って決めればいいと思います。
ただ、あんまり人数が多いと神社も困ると思うので新郎新婦と両親ぐらいにしておくのがいいんじゃないでしょうか。これより多い場合は神社に相談してみるといいかもしれません。
結婚奉告祭の服装
服装ですが、紋付袴に白無垢という服装で行う人もいればスーツやフォーマルな服装で行う人もいます。
新郎新婦だけなら2人で決めれば良いですし、両家の両親も参列するなら両親と話し合って決めると良いでしょう。
自分の都合に合わせて決められるのでお手軽感が増します。
結婚奉告祭の流れ
けっこう神社によって違うと思いますがちょっと書いてみます。
一.修祓 (しゅばつ) ・・・式に先立ってお供え物や参列者をお祓いをする
一. 献饌 (けんせん) ・・・神様にお供え物をする
一.祝詞奏上 (のりとそうじょう)・・・ 結婚奉告の内容の祝詞を上げる
一.三献の儀 (さんこんのぎ)三三九度
一.指輪交換
一.誓詞奏上(せいしそうじょう) 神様の前で新郎新婦が誓いの言葉を奏上する
一.玉串奉奠(たまぐしほうてん) 榊の葉っぱに紙垂(しで)という紙がついたものを神様にお供えする。たぶんやり方は神主さんが説明してくれる。
一.撤饌 (てっせん)・・・お供え物を下げる
だいたいこんな感じかな・・・神社にもよるけど。
三献の儀、指輪交換、誓詞奏上、この3つが省略されるところかなと思います
(神社によっては献饌、撤饌が無いところもあるかもしれませんが) 。
三献の儀、指輪交換、誓詞奏上3つとも全部やるところは少ないかも。繰り返しになりますがこの3つのうちこれはやりたい!っていうのがあったら神社に電話して聞いてみましょう。
ウチはやってないですよと言われたり、これをやる場合は玉串料が○円になりますとか神社によっていろいろだと思います。
時間はだいたい15~30分ぐらいじゃないかと思います。
入籍前にやっていいの?
結婚奉告祭だから入籍したあとにするのが一般的なのかもしれませんが、近日中に入籍するなら「これから結婚します!」ってことで入籍前にやってもいいんじゃないでしょうか。
気になったらこれも神社の人に聞いてみるといいと思いますが、そんなにとやかく言われないと思います。
神前での式なので、きちんと時間に余裕を持って落ち着いて神様に奉告するという点を重視して入籍前にするか入籍後にするか決めたら良いと思います。
費用も時間も無い・・・という人に
ってなわけで今回は結婚奉告祭について書いてみました。
結婚式ほど服装や参列者を気にしなくてもいいし、費用や時間も少なく済むので、はじめに書いたように「挙式はできないけど婚姻届を出すだけにするのもちょっとな・・・」という人はご検討を!
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