神社の授与所で受けるといったらお札や御朱印もそうですが、なんといってもお守り。

交通安全、厄除け、学業などなどいろんな種類がありますし、神社ごとに独自のお守りがあったりと選択肢が豊富です。

ちなみに昔は御守は一番オーソドックスな肌守りと言われるもの1種類で、それが全てを兼ねていたそうです。

それがだんだんと時代を重ねるごとに多様化して今のようにいろんなお守りが出できたようです。御朱印ブームでいろんな限定御朱印が出てきたのに似てる?

あと、タイトルの徹底考察ってのは言い過ぎましたすみません。自分なりにいろいろな疑問に答えを出していきたいと思います。

お守りに関する前提・数え方など

「お守りを買う」という表現をする人がいますが、厳密なことを言うとお守りは神様のお力をいただいたものなので言い方が違います。

お守りを「受ける」とか「いただく」といった言い方をしたほうが丁寧です。また、神社側も「売る」とは言わず「授与」といった言い方をします。

数えるときは1体(たい)、2体という数え方をします。ついつい1個って言っちゃうときもありますが・・・

と、少し話が逸れました今回は神社のお守りについていろいろ書いてみたいと思います。

複数の神社のものをいくつも持つと喧嘩する?

よく言われるのが「違う神社のお守りを持つと喧嘩するんじゃないの?」ということ。どうなのか気になっている人もいると思いますが、結論から言うと喧嘩することは無いと思います。

大丈夫な理由1 お札は違う神社のものを祀るから

神社のお札だって天照大御神様のお札、氏神様のお札、崇敬神社のお札と3体並べてお祀りしますし、お守りも同様に違う神社の物を同時に持っても問題無いと思います。

大丈夫な理由2 神様は会議をして物事を決めてたから

大祓詞(おはらえことば)というお祓いのことばの中に

神議りに議り賜ひて

ということばがあります。神様は神様同士で集まって会議をして物事を決めていると考えられていたようです。

神様たちは集まって会議をしているわけですから、神様の力をいただいたお守りもべつに複数持っても喧嘩しないんじゃないでしょうか。

それぞれの神様の由緒を考えてこの神様とこの神様は戦ったことがあるからやめておこうというのがあればそのようにしても良いですが、あまり難しく考えることは無いとおもいます。

お参りするときは注意したい

ただ、注意したいのはお守り(御朱印もそうかもしれませんが)ばかりに気を取られて神様への気持ちがおろそかになってしまうこと。神社にたくさんお参りすると良くないという人がいますが、根本的にはこういう意味でいっているのかなと思います。

いろんな神社を周ってお守りをいただいてくるのはいいのですが、神様の前に行ったらきちんと御挨拶をして気持ちを込めてお参りをしてからお守りを受けてくるようにしたいものです。

同じお守りを2体でも大丈夫

同じお守りを2体持つことを心配する人もいるようですが同様に問題無いと思います。

お守りの持ち方・身近に持ち歩こう

お守りの持ち方といっても特に難しいことはありません。別に持ち方で悩んでいる人も少ないと思いますが。

よく使うバッグなどにつけて、出かけているときでも常に身近にあるようにします。お札と違って個人で持つものなので、「出かけるときも一緒」ということを心がけると良いでしょう。

場所に明確な決まりは無いので普段持って歩くものにつけ、汚れたりしなければ良いと思います。

いつまで持ってていいの?

神様の力をいただいて守ってもらいたいということでしたら1年経ったら新しいお守りを受けてくるのが良いでしょう。

お札やお守りは基本的に1年で新しくしますし。

あ、ちなみにぴったり1年じゃなくてだいたい1年で大丈夫、都合の良い日に神社に行けば問題ありません。

なぜ1年で返さなくてはいけないのかについては別記事「お札やお守りはなぜ1年で返さなければならないのか」に書いてみました。

ずっと持っていてもいい?

「このお守りのデザインが好きだからずっと持っておきたい!」と言う場合は別段ずっと持っていても問題無いと思います。自分の知っている人でお守りは神社に返さずにずっと持っているという人もいました。その人は別にバチが当たっていたわけでも無いですし、お守りを返していないからといって心配することはありません。

  • 神様に守っていただくために身に着けたいのか
  • デザインが好きで気に入っているから持ちたいのか

というところを考えてみましょう。

お守りは人に譲ってもいい?

お守りを人に譲ることについてですが、お守りを受ける時点で「○○さん用に受けて行こう」と思って受けたものを渡すのは問題ないと思います。

事情があってなかなかお守りを受けに来られないという人もいるでしょうし。

自分の経験では、厄祓いの神事だって本人が来られないから代理の人がお祓いを受けて持って帰ったお守りを本人に渡すというケースもありました(神社もそれを容認してましたし)。

自分が持っていたものを譲渡するのは?

自分のために受けて持っていたお守りを人に譲るというのはちょっと判断に迷うところです。お守りを持っていたらその人の思いがこもっているでしょうし・・・

もらう方もやっぱり新しいお守りのほうが気持ちいいのでは?と思ってしまいます。

お互いが納得して譲るのならいいのかもしれませんが、個人的には新しく神社で受けてきたほうがいいんじゃないかなって思います。

お守りの紐がほどけたら・切れたら

お守りの紐がほどけたり切れてしまった場合もそんなに気にすることはありません。それはあくまでもお守りが入っている袋の部分であって、もっと大切なのはお守りの中身ですから。

YOUTUBEにはお守りに用いられる二重叶結びと言う結び方の動画がアップされていました。

これを参考に結びなおしてみるといいかもしれません。

紐が切れてしまっている場合は自分で紐を買ってきて結んでも良いと思います。お守りを大切にしようという心が重要だと思います。

「自分でやるのはちょっと・・・」と思う人はお守りは神社にお返しして新しいお守りを受けましょう。

お守りを無くしてしまったら

お守り自体を無くしてしまったという場合・・・

「お守りを無くしてしまってショック!」「神様に失礼じゃないかな」

といろんな思いが頭の中を巡るかもしれませんが、悪いことお守りが代わりに受け止めてくれたと良い方に考えましょう。

できることならばお守りを受けた神社にお参りして神様へお守りを無くしてしまったことを報告し、また新しいお守りを受けると良いのではないでしょうか。

無くしてしまったものはしょうがないのでそのことを神様にご報告しお詫び申し上げれば問題ないかと。

お守りの処分(返納)の仕方

お守りの処分と書きましたが「返納」とか「お返しする」言ったほうが丁寧ですね。

1年間経ったら神社へ持って行ってお守りをお返ししましょう。神社によっては納札所といって古いお守りを返すための場所が設けられています。ゴミ箱に捨てたりといったことは無いように!

そうで無い場合はお守りが授与されているところへ行って「古いお守りを返したいのですがどうしたらよいですか」といった感じで聞いてみましょう。案内してもらえると思います。

興味があったら納札所に関する記事もご覧ください。

お守りを受けた神社が遠方で返しに行けないけど近くの神社で大丈夫?

旅行先の神社でお守りを受けたなどの理由でなかなか返しに行けないという人もいると思います。

そんなときは近くの神社さんに行って聞いてみましょう。違う神社のお守りでもほとんどのところで受け取ってもらえると思います。

そのときはお焚き上げ料として少しお金を(100円とか)納めるといいかもしれません。神社によっては金額に取り決めがあるかも。

余談・お守りの中身だけがある?

お守りの中身を取り出してはいけないという人がいますが、伊勢神宮ではお守りの中身(こういう表現がいいのかわかりませんが)だけ授与されています。

よって中身を取り出しても悪いことでは無いのかなと思います(持ち歩くときは袋に入れて大切にしましょう)。

Twitterで画像をツイートされている方がいらっしゃったので貼らせていただきます。

この中身だけのお守りは守祓といいます。お守りの中にはこうした札が入っていることが多いようです。昔、薙刀をやっていた友達はこの守祓を胴着に縫いこむといっていました。

伊勢神宮にお参りすることがあった守祓を受けて、自分で作ったオリジナルのお守り袋に入れて持つとより愛着が沸きそうです。

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