神棚へのお供え物・・・

お酒を入れる瓶子(へいし)という入れ物やお水を入れる水器(すいき)という入れ物には器が付いています(水器はお店では水玉と呼ぶことが多いみたいですが神主の間では水器と呼ぶ人が多いと思います)。

これらの蓋なんですが、神棚にお供えをしている間、開けておくべきか閉めておくべきか気になっている人もいるということで今回はこのテーマについて書いてみたいと思います。

開ける派も開けない派もいる・どっちでも間違いではない

結論から先に言うと明けておく派、閉めておく派両方います。

たびたび書いているかもしれませんが神棚の祀り方に関して、コレ!といった1つの決まったやり方はありませんので、極論を言えばどちらでも良いのです。

注意するのはお供え物をあげっぱなしにしないこと。お供え物をずっとそのままにしておくのは普通の感覚から言ってよろしくありませんよね。ここだけ注意しましょう。

というわけでどっちでも良いのですがそれだけじゃ速攻記事が終わってしまうのでそれぞれの考え方についても書いてみます。

開けておく派の考え

開けておくというのはやはり「蓋をしていては神様が飲めない」という考えに基づくものであろうと思います。

お供えをしたらお酒とお水の蓋は開けておいてお供え物を下げるときに蓋をして下げます。

自分は神棚にお水をお供えしていますがお供えしたら蓋を開けています。

閉めておく派の考え

閉めておくというのは「蓋を開けっ放しでは埃などが入ってしまう」という考え方によるものでしょう。

かといってずっと閉めっぱなしにしておくのではなく、神棚にお参りをする前に蓋を開け、お参りが終わったら閉めるという方法です。自分の友達の神主はこの方法を崇敬者の方に説明していました。

これなら「蓋をしていては神様が飲めない」というてんを解消しつつも埃が溜まることを防ぐことができます。

神社ではどうしてるの?

神社でも開けたままにするところと閉めておくところがあるように思いますがどちらかというと閉めたままのところが多いかなと思います。

御祈祷など祭儀のときに献饌(けんせん)というお供え物をする儀式があるのですがこのときに蓋を開け、徹饌(てっせん)というお供え物を下げる儀式のときに蓋をするようにしているところが多いかも。

開けた蓋はどうやって置く?

せっかく蓋を開けておくかどうかを書いたので蓋の置き方についても書いておきたいと思います。

瓶子

瓶子

瓶子の場合は写真のような形で置くのが一般的だと思います。

蓋を伏せておくのは見たことがありませんし、神主の作法としても写真のようにひっくり返して置くようになっています。

三方にのせてある場合は三方から降ろして三方の脇に置くのが神主の作法ではありますが、状況次第(三方の周囲に置く場所が無いとか)なので別段三方にのせて置いても悪いことはありません。

水器

水器の場合はちょっと考えてしまいます。

写真のように上にのせているのをけっこう見かけます。スペースが無ければこれでも良いとは思いますが、個人的には横に置いたほうが良いのではないかと思います。

写真のような形で置くとされていますが、このままだとぐるぐる動いてしまうので・・・

このように伏せて置くこともけっこうあります。

とある神主の友達は「本来はひっくり返して置くけど動いてしまうので伏せて置く」ということを言っていたような気がします。だいぶうろ覚えの話ではありますが・・・

水器の蓋の置き方は状況によってということになりますが、蓋はひっくり返して器の上に置くよりも横に置いたほうが丁寧で、「上に置くのは場所が置く場所が無い場合」という点は覚えておいていいかもしれません。

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