神棚のお参りの仕方・毎日したほうがいい?時間は?何か言葉はあるの?

2019年4月12日

神棚を家に設置したら、神棚が無くても家にお札をお祀りしたらお参りの仕方が気になると思います。

別に神社でお参りするみたいに拍手を2回してお参りするのもいいんですが、今回はもう少し深く書いてみたいと思います。

お参りの前に

まずお参りの前に手を洗い口をすすいでからお参りするという人がいます。神社にお参りするときと同じですね。

これをすると確かにものすごく丁寧ですが、毎回神棚にお参りするときにこれを行うのはなかなかたいへんなので、特別気合の入ったお祈りをする時以外は気にしなくていいんじゃないでしょうか。もちろん明らかに手や口が汚れている状態は避けたほうがいいですが。

お参りの作法

お参りの作法ですが箇条書きにすると・・・

  • 神棚の前に進んで45度ぐらいのおじぎをする
  • 90度のおじぎを2回する(二拝)
  • 2回拍手をする(二拍手)手を合わせた状態でお祈り
  • 90度のおじぎを1回する(一拝)
  • 神棚の前を離れる前に45度ぐらいのおじぎをする

といった感じです。

神棚の前に進んだときの45度のおじぎをは神様の前に出てきた時の挨拶にあたります。

ちなみに45度のおじぎというのは神主の作法でいうと「深揖(しんゆう)」というものにあたります。神主の作法では神様の前に進んだら深揖をするので、神棚の前に進んだら45度のおじぎをすると丁寧だと思います。

そこから改めて2回おじぎ、2回拍手、1回おじぎをします。いわゆる「二拝二拍手一拝」というやつです。神社で正式参拝するときの作法も「二拝二拍手一拝」です。

45度のおじぎは行わず二拝二拍手一拝だけでも良いと思いますが、行ったほうが丁寧かなと。

拍手について

拍手についてですが、は胸の前で手を合わせたら1関節ほど右の手を手前にずらします。

そのまま二回拍手をし、ずらした右の手を左手に揃えます。

手をずらす意味

右手を手前にずらすというのは音が良くなるからという説と、手をずらした状態は神様と心がひとつになっていない状態を表し、そこから指先を揃えることで神様と心をひとつに合わせるという説があるようです。

ちなみに自分が勤めていた神社の人は、左手は神様右手は人間を意味し、神様は尊いので人間が一歩下がってお祈りすることを意味するとか言ってました。

拍手を「かしわで」というけどなぜ?

ちなみに拍手のことを「かしわで」と言うことの由来ですが、

  1. 拍手と書き写すときに手へんと木へんを間違えて写して柏手と書いてしまったから
  2. 手を合わせた様子が柏の葉っぱみたいに見えるから

といった説があるようです。

神棚には毎日お参りしたほうが良い?

日々、家のことを見守っているわけですから旅行などで家を空けている場合以外は毎日お参りしたほうが良いと思います。

忙しくてなかなか時間が取れないときは簡易的でも構いませんのでお参りをするようにしましょう。

お参りの時間・タイミングは?

お参りの時間ですが普段の生活習慣に合わせて決めると良いと思います。○時といった具体的な時間の決まりはありません。

朝起きて神棚にお供えをしたあと、そして夜寝る前といったタイミングが良いと思います。仕事の関係で朝は寝ているという人も自分の起きるタイミング、寝るタイミングで良いかと思います。

生活習慣の中で取り入れやすいタイミングでお参りすることで、神棚へのお参りも習慣になるのではないでしょうか。

どんなことをお祈りする?

朝のお参りでは1日お守りいただけるように。夜のお参りではその日あったことの報告やその日の感謝の気持ちを込めてお祈りすると良いと思います。

家族揃ってお参りしなきゃ駄目?

毎日家族揃ってお参りできれば素晴らしいことかもしれませんが、忙しい世の中なかなかそういうわけにもいかないと思います。

そんなわけで、節目節目で揃ってお参りをするのがいいんじゃないでしょうか。お正月、毎月1日、15日、試験に合格したなど家族に特別良いことがあった日etc…

なんでも構いません。お家でルールを決めてこの日だけは揃ってお参りをするという日があると良いでしょう。何らかの事情で決めた日に揃ってお参りができなくても別の日にずらすなどそのあたりは柔軟にどうぞ。

お参りのときに唱える言葉は何かあるの?

「南無阿弥陀仏」みたいな唱え言葉があるのかというと、そういう決まりはありません。

ですが、全国の神社を包括する神社本庁では


神社に参拝するときや神棚を拝むときには、「祓え給い、清め給え、神かむ
ながら守り給い、幸さきわえ給え」(お祓い下さい、お清め下さい、神様のお力により、お守り下さい、幸せにして下さい)と唱える場合もあります。

https://www.jinjahoncho.or.jp/omairi/osahou/tonaekotoba

といった説明がされています。

「祓え給い・・・」ということばは神社にお参りしたときも「神拝詞(しんぱいし・となえことば)」という名で書かれていることがありますね。
東京入谷の小野照崎神社さんがTwitterアカウントで写真をアップされていたので貼らせていただきました。

神棚の前でなにか唱えたいという時は神拝詞を唱えるといいかもしれません。

作法としては神拝詞を三唱したあと二拝二拍手一拝となります。

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