御朱印を書く神主側の3つの気持ち
世の中は空前?の御朱印ブーム。
御朱印ガールなんて言葉が登場したり、神社によっては限定御朱印を作る神社もあったりして、昔に比べて御朱印への注目度は格段に高まっています。
私も御朱印はいろんな神社でもらったりしているわけですが、今回は御朱印を書く神主側の心理について書いてみたいと思います。
ちなみに私は小さい神社にしかいたことが無いので、有名な神社での対応じゃなくて神主数人規模の神社での経験になります。これまで御朱印を書いた数は数十〜百ぐらいかなと思います。
書く側の御朱印に対する心理
隣のページの字がうますぎてプレッシャーを感じる
御朱印帳を開いて、ここのページに書いて下さいとかいって御朱印帳を渡されるわけなんですが、隣のページに有名神社の御朱印が押されてたりすると、字がめっちゃ上手いんですよね。
「うわ、これめっちゃ上手いやん、こんなのの隣に書くのかよ!」とか思いつつ…でも書くしかないので書いてました。
大きな神社なら中には御朱印専門みたいな感じで字の上手い人がいたり、研修で毛筆を習ったりということもあるかもしれないのですが、小さい神社だとなかなかそうもいきません。
字が上手くないからかどうのかはわかりませんが中には神社名も印で押してるところもあるみたいですね。
朱印の向きを間違ったり文字を間違ったりしないか気にする
御朱印帳に御朱印を押すとなると、当然一度押したら修正が効かないわけで、けっこう慎重に印を押してました。
日付などの文字も修正テープなどで修正しようと思えばできますが、せっかくの御朱印帳なのであんまり修正したくないですし…
御朱印ブログなんかを見てみると「修正テープで修正してあるから逆に貴重」なんて言ってる人もいて、「そう思ってくれる人もいるんだ」とは思いましたがやっぱり修正跡は無いほうがいいですよね。
大きな神社で御朱印書きまくってたら慣れてきてスイスイ書いたり押したりできるようになるんでしょうかねえ?
ネット上に自分の書いた御朱印が載ってないか探す
これだけインターネットが普及している時代なので、もらった御朱印をブログやsnsにアップする人もけっこういますよね。なので自分が書いた御朱印もアップされていないかついつい検索してしまいます。
それで神社もお参りする人が増えたりして活性化している面もあると思うので、それが一概に悪いというわけではないのですが、自分の御朱印をみつけると「書いたときはそこそこ上手く書けたと思ったけど、改めて見たら全然上手くないやん!」とか思ってしまいます。
まあ、字上手くなれよって話なんですが。
御朱印受けに来る人のマナーってどお?
余談ですが、近年の御朱印ブームによって一部では御朱印を受ける人のマナーが問題になっているようですね。
一人で書き置きの御朱印(御朱印帳忘れた人用にあらかじめ紙に書いてあるやつ)を何枚も持っていく人がいたり、順番をきちんと守らない人がいたりと問題になっているところもあるみたいです。
何でもブームになって人が増えるとこういうことが起こりますよね…
ただ、自分がこれまで出会った人たちは小さな神社まで御朱印を受けに来る人だからなのか、ほとんどの人がめっちゃ御朱印慣れしていて丁寧です。
きちんと参拝してから御朱印を受けに来られますし、御朱印帳を渡すときも「300円でいいですか?」と言って300円を準備して待っている人もけっこういらっしゃいます。
何事もそうかもしれませんが大多数の人がきちんとしているのに少数の人のせいで問題になって、理不尽だよなあと思う今日この頃です。
この記事を見ていて御朱印が趣味って人はいろいろ経験もお有りかと思いますし、「これから始めようと思ってる」という人も一般的な心遣いやマナーがあれば何にも難しいことは無いので、御朱印ライフ楽しんでくださいませ。
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