神主の出会いや結婚事情・神社の息子とそうで無い人の違い
普通の人からするとなかなか想像のつかない神主の結婚事情。
興味がある人もけっこういると思います。どのようにして結婚しているのでしょうか 。今回は神主の結婚事情について書いてみたいと思います。
自分の周りの結婚事情 どんな人と結婚してる?
まず、自分の周囲の結婚事情について書いてみたいと思います。周囲でも友達がけっこう結婚しているのでちょっと振り返ってみます。
- A君(実家が神社)・・・奉職(神社に就職するときは奉職という)先の神社の巫女さんと結婚
- B君(実家が神社)・・・奉職先の神社の巫女さんと結婚して実家の神社に戻る
- C君(実家が神社)・・・奉職先の神社の巫女さんと結婚して実家の神社に戻る
- D君(実家が神社ではない)・・・地域の活動でスポーツを教えている時に知り合った男性に女の子を紹介してもらってゴールイン
- E君(親戚の家が神社)・・・奉職先の神社の巫女さんと結婚
- F君(実家は宿坊)・・・奉職先で年末年始の巫女のアルバイト(神社だからアルバイトとは言わないんだけど便宜上こう書きます)と結婚
- G君(実家は神社)・・・奉職先では何も無く実家の神社に戻って働いていたところ総代さんのツテで結婚
- F君(実家は神社では無い)・・・学生時代に知り合って付き合っていた女性と結婚
ええ、皆さんの予想どおりだいたい巫女さんと結婚してます(社内恋愛禁止の神社もあるけど)。
実家が神社の人はだいたい数年間他の神社に奉職をして経験を積んでから実家に戻るのですが、実家に戻るタイミングで結婚というのが多いような気がします。
巫女さんがいない神社の場合は、うーん地域の行事の中でということになるんでしょうか。神社ではなかなか出会いがなく、積極的に行動しないと結婚はできないと思われます。
ちなみに神社界の集まりでいろいろ顔を売っていると「○○神社の娘さんとお見合いしてみない?」みたいな話もあるにはあるみたいです。婿養子になっちゃうので躊躇する人も多いの・・・かな?
神主さんと結婚したいという人は・・・
神主さんと結婚したいという人も増えているそうですがどうしたらいいのかというと・・・
年末年始の巫女の募集に応募する
年末年始の巫女さんの募集に応募して神主さんと知り合いになるというのがあります。25歳までとか30歳までとか制限が設けられているようですが、条件が合えば応募してみることもありなのかも。
ちなみに巫女さんに関しては別記事に書いてみたので興味のある人はご覧ください。巫女さんってどうやってなるの?
「巫女さんって特別な力が~」と思う人もいるかもしれませんが、現代における巫女さんはそんなことはありません。
雅楽会に参加してみる
神社主催の雅楽会に参加すると神主さんが参加している確率は高いでしょう。
そのために雅楽を習いにいくのはまあどうかとは思いますが。
結婚式はどうなるの?
結婚式はというとやっぱり神主さんなので神前式です。神社で結婚を報告することになります。
「ドレス着れないの?」
と思ったかもしれませんが、結婚披露宴では奥様がいろいろとお色直しをしてドレスを着たりされてましたので好きなようにできるかと思います。
神主と結婚したらどうなるの?神社の息子の場合は・・・?
実家が神社ではない神主さんと結婚した場合は、普通の結婚とそんなに変わらないんじゃないでしょうか。共働きにするもどうするも夫婦間次第な気がします。
神社の息子と結婚したら・・・
問題は実家が神社の人と結婚した場合。奥さんは働きに出ず、お祭りのときは神社の手伝いというパターンが多い気がします。
中には共働きでも大丈夫というところもありますが、ある程度規模の大きな神社だと奥さんは専業主婦で家を守れみたいなところが多いかも。そして神社の行事ごとには何かと駆り出されるので気ままな生活とはいきません。
また、旦那さんのほうですが神社の跡取りともなると神社の仕事以外にも地域の活動や地元の方々との付き合いも多く、なかなか2人の時間は取れないかもしれません(神社の忙しさにもよるのですが)。
周囲の目も気にしなきゃ
あとは神社の神主の嫁ということで、地域の人からそういう目で見られるということも覚悟しておかなければなりません。ちょっとした行動で「○○神社の奥さんが」みたいなことも無きにしもあらず・・・
地域の人たちとの関わりも大切になってくると思います。
私生活と神社との区切りがあいまい
そんなわけで神社の息子と結婚した女性は私生活と神社での仕事との区切りがあいまいな生活がずっと続いていくことになりそうです。
神社に関わることなのでやり甲斐があるといえばそうなのですが日々の苦労は多いと思います。
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