地鎮祭の流れ(式次第)や時間は?地鎮祭の別の言い方は?
今回は地鎮祭の流れや所要時間について書いてみたいと思います。
鍬入れのときの掛け声はどうするんだろう?とか心配なことも多々あるかもしれませんが、施主側はあまり難しく考えることはありません。
地鎮祭の読み方
と、その前に読み方についても少し触れておきます。
地鎮祭の読み方ですが、「じちんさい」と読むのが通常ですが、祝詞のなかでは「とこしずめのまつり」と読んでいます。これは大和詞(やまとことば)での読み方です。
一般的には「じちんさい」と言わなければ通じませんが、こういう読み方もあるんだと覚えておくといいかもしれません。
地鎮祭での服装は?玉串料やお車代の準備は?
家を建てる前に行う地鎮祭。工事の報告をと安全、そして完成後の家の繁栄を願うのが主な目的ですが、「どんな風に準備していいのかわからない」「式がちゃんとできるか心配」という人もいると思います。
そんなわけで地鎮祭の準備や流れについて書いてみたいと思います。
地鎮祭ってどうやって依頼したらいいの?
地鎮祭をやるといったってどうやってどこの神社に依頼していいのか分からないという人もいるかもしれませんが、建築工事を受け持つ建設会社の人が神社を紹介してくれることがほとんどだと思います。
神社にこだわりが無ければ建設会社紹介の神社になるでしょう。
地鎮祭は氏神様にお願いするのが筋かもしれませんがこの点については現代の地鎮祭事情・氏神様に頼まないと駄目?という記事を参考にしていただければと思います。
地鎮祭の日取り決定の方法・・・土用や三隣亡はだめなの?
家を建てる前に行う祭事である地鎮祭。この日取りにこだわる人ってけっこういるみたいです。
自分は地鎮祭の多い神社にいたのですが、土日の大安の日は地鎮祭が集中するので、やっぱり家を建てるというのは人生でも大きな転機だろうし、みんな大安の日を選ぶんだなあと思っていた次第です。
また、六曜以外にもたまに質問があって、土用の日はどうなのとか三隣亡はどうなのとか聞かれたことがあります(土用と三隣亡についてはこのあと書きたいと思います)。
そんなわけでどうやって地鎮祭の日取りを決めるべきなのか暦に記載されている様々な吉凶の占いを挙げて考えてみたいと思います。
六曜(ろくよう)
これが一番なじみが深いでしょうか。大安とか仏滅とかいうやつです。
現代の地鎮祭事情・氏神様に頼まないと駄目?
家を建てる前に行う地鎮祭。
工事の報告をし、工事の安全をお願いするのが主な目的の神事です。テレビなどで砂の山に鍬を入れている様子を1度ぐらい見たことがあるんじゃないでしょうか。
この地鎮祭なんですが、現代ではちょっぴり様相が変わってきています。
氏神様に依頼するのが筋だけど・・・
地鎮祭を神社に依頼する場合、土地のことなのでやはりその地域の氏神神社にお願いするのが筋ではあると思うのですが、現代では様々な事情によって違う神社に依頼するケースが多くなっています。
ちょっとその理由について書いてみたいと思います。
年末に神社にお参りしたりお札を受けるのはよくないの?
年末に神社にお参りするというと
「1年も終わるのに年末にお参りしても意味ないでしょ」
とか
「神社にお参りしてお札とかお守りを受けてもすぐに年が明けるからだめなんじゃ・・・」
という人がいるようです。
そんなこと気にしたことが無い自分からすると「そういう風に思う人もいるのかー」という感じ。
結論から言うと年末に神社にお参りしたりお札やお守りを受けても全く問題ない
お札やお守りはなぜ1年で返さなければならないのか
神社のお札やお守りに関する決まりごとで1年経ったら神社に返してくださいというものがあります(地鎮祭のときに渡したお札はお家が建ったら返してくださいって説明してましたが)。
ではなぜ1年経ったらお札やお守りを返すのでしょうか。
今回はそこのところについて自分なりの考えを書いてみたいと思います。
自然崇拝と四季がポイント?
個人的には自然を崇拝するところから神様という存在が生まれたのと、日本に四季があるのがポイントだと思っています。
神様からいただく恵みと言えばお米。自然の神様のいろんな恵みを受けてお米ができる。日本には四季があるのでお米が収穫できるのは年に1回。
お守りは違う神社のものを複数持つと喧嘩する?持ち方は?いつまで持ってていいの?
お守りは複数持っていていいのか、いつまで持っていていいのか、返納するべきなのかといったことなどお守りの疑問に関する考えをいろいろと書いてみました。
忌中は絶対に神社にお参りをしたり神棚の祀りをしてはいけないの?
身内の人が亡くなってから最大50日間、忌中といって亡くなった人のことを偲んで神棚の祀りや神社への参拝を遠慮する期間があります。
今回はこの忌中の期間と神棚や神社のお祭りについて書いてみたいと思います。
だいたい1年〜13ヶ月の喪中もありますが今回は忌中について書いていきます。忌中と喪中の違いについてはいろいろ調べてみてくだされ!
忌中の日数と意味
忌中の日数については地域によって微妙に違ったりするようですが、大まかな目安として
父母・配偶者・子50日祖父母・孫・兄妹30日曽祖父母・曾孫・叔父叔母・甥姪10日その他親族3日親しい友人など2日