神主のプライベートについて・仕事以外はなにやってるの?
今回は質問がありましたので神主のプライベートについて書いてみたいと思います。
みなさんは神主のプライベートについてどんなイメージを持たれるでしょうか。
「そういう仕事だから普段もきっちりしてるんだろうな」
とか思ったら間違いです!!
神主といったって十人十色。真面目な人もいれば不真面目な人もいます。プライベートでどんな行動をするかは結局本人次第なのです。
ちなみに自分はパチンコやスロットはしませんが競馬はちょっとやります。
先輩の影響でいろいろ覚えることも
巫女さんってどうやってなるの?年齢制限や結婚事情や仕事内容は?
神社の巫女さんってそのかわいらしい姿から憧れる人もけっこういると思いますが、実際にどんなことをしているのかよく知らないという人がほとんどでしょう。
今回は巫女さんについて自分が見聞きしたことについて書いてみたいと思います。実際の巫女さんの意見ではないので微妙に違うところがあるかもしれませんが、そのへんはごめんなさい。
古代における巫女と現代の巫女の違い
まず、巫女の定義についてですが、古代における巫女と現代の巫女では大きく違います。
とてもざっくりと言うと古代においては呪術的な行為や儀式を行う女性のことを巫女と言っていましたが、現代では神主の補佐をしたり、神事で舞を舞ったりする人のことを巫女といいます。
巫女というと呪術的なイメージから「霊能力が~」という人もいるかもしれませんが現代では巫女になるにあたって霊能力は一切必要がありません。
神主って霊が見えるの?霊感はあるの?除霊して欲しいんだけど・・・神主の役割とは
神主の経験があるというと、「霊感があるの?」「霊とか見えるの」と聞かれることがたまにあります。
世間の皆さんからすると神主は特別な力があるというイメージなのかもしれませんが、神主の職務として霊能力が必要になることはありません。
中には霊が見えるという人もいるかもしれませんが、自分はそういう話は聞いたことがありませんので神主のほとんどは霊能力は無いでしょう。
自分も霊とか全く見たことがありません。自殺現場のお祓いに行ったりしたこともありますが、何かが見えたとかいうことはありませんでした。
テレビ番組でときどき霊媒師が除霊をしたりとか陰陽師がメディアに取り上げられたりとか、そういったイメージが神主にも影響を与えているのでしょう。
じゃあ神主の役割って何?それは仲執り持ち
神主が手に持っている木の板は何ていうの?笏(しゃく)です
神主さんが持っている木の板・・・「何のために持っているんだろう?」「何ていうんだろう?」と思った人もいると思います。
大麻(おおぬさ)と並んで神主を象徴するような物の1つですが、今回はこの木の板について書いてみたいと思います。
笏(しゃく)という名前
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この木の板は笏(しゃく)という名前(実は通販でけっこう売られてたりします)。
もともと笏は「こつ」と読んでいたそうですが、骨を連想させるということでこの読み方は嫌われ、「しゃく」という名前になったそうです。
神主って普段何やってるの?行事や業務いろいろ
神主やったことあると言うとよく聞かれるのが「普段何やってるの?」ということ。
お正月のシーズンやお祭りのシーズンなど忙しいときはなんとなくわかるけどそれ以外は?という話です。
神社って普段はのんびりとしているイメージがあるかもしれませんが、神社でやることって実はたくさんあって職員はとってもたいへんなんです(中にはのんびりとしたところもあるかもしれませんが少数かと)。
そんなわけで神主が普段何をやっているかについて書いてみたいと思います。ちなみに、度々書いていますが私がいた神社や内情を知っている神社は神主数人規模の神社なので、その話がメインとなります。
まずは掃除
これはまあ想像できるかもしれませんがまずは掃除です、境内の落葉を掃いたり、社殿を雑巾で拭いたり、掃除機をかけたり、だいたい掃除からはじまるところが多いんじゃないでしょうか。
履歴書に神主やってたこと書いて一般企業の面接を受けてみた
これは数年前のことなんですが、神主から一般企業に転職してみようと考え、何社か面接を受けたことがあります。結局転職はできなかったんですが・・・
履歴書に神社に勤めていたことが書かれていたら面接官はどんな反応をするのかということで、その時の反応を書いてみたいと思います。
神主から他業種へ転職しようという人なんてそもそもそんなにいないと思いますが、「こんなこと言われたんだ~」と暇つぶしにでも見ていただければと思います。
そのままでいいんじゃ無いかと思うとか言われる
転職しようとしてはじめて面接を受けた会社は某遊戯機器の会社でした。
神主の人の呼び方ってどんなのがあるの?宮司・禰宜などなど・・・
神社にいて祭事を行う人のことみなさんは何て呼んでますか?
神主さん、宮司さん、神官さん・・・いろいろ聞いたことがあると思いますが、神主からすると聞いていて「おやっ?」と思う呼ばれ方もあります。
別にそれが悪いというわけでも無いのですが、今回はいろんな呼称について書いてみたいと思います。
神職(しんしょく)
神社で神様に奉仕し祭儀を行う人のことを言います。大学や養成機関ではこの呼称が使われることが多く、「神職課程」とか「神職階位」といった言葉が使われています。
学校に例えるならば教職みたないもんでしょうか。ただし「教職さん」なんて呼び方をしないのに対して、「神職さん」という呼び方があるという違いがあります。
神主(かんぬし)
神主の出会いや結婚事情・神社の息子とそうで無い人の違い
普通の人からするとなかなか想像のつかない神主の結婚事情。
興味がある人もけっこういると思います。どのようにして結婚しているのでしょうか 。今回は神主の結婚事情について書いてみたいと思います。
自分の周りの結婚事情 どんな人と結婚してる?
まず、自分の周囲の結婚事情について書いてみたいと思います。周囲でも友達がけっこう結婚しているのでちょっと振り返ってみます。
A君(実家が神社)・・・奉職(神社に就職するときは奉職という)先の神社の巫女さんと結婚B君(実家が神社)・・・奉職先の神社の巫女さんと結婚して実家の神社に戻るC君(実家が神社)・・・奉職先の神社の巫女さんと結婚して実家の神社に戻るD君(実家が神社ではない)・・・地域の活動でスポーツを教えている時に知り合った男性に女の子を紹介してもらってゴールインE君(親戚の家が神社)・・・奉職先の神社の巫女さんと結婚F君(実家は宿坊)・・・奉職先で年末年始の巫女のアルバイト(神社だからアルバイトとは言わないんだけど便宜上こう書きます)と結婚G君(実家は神社)・・・奉職先では何も無く実家の神社に戻って働いていたところ総代さんのツテで結婚F君(実家は神社では無い)・・・学生時代に知り合って付き合っていた女性と結婚
神主に定年退職はあるのか?引退の時期は?
今回は神主の定年退職について書いてみたいと思います。
神主に定年退職があるのかという話ですが結論を言っちゃうと・・・
神社によります
まあこれだけだと一瞬で記事が終わっちゃうのでもう少し詳しく書くと、傾向としては神主が数人~十数人いるような、ある程度規模の大きな神社だと定年が決まっていることが多いようです。
定年の年齢も65歳が多いのかもしれませんが、神社によってまちまちです。
そんなわけで定年に関しては共通した決まりは無いのです。
いくつか例を挙げてみます。
神主の祝詞ってどんなこと言ってるの?かしこみってどういう意味?
神社で厄払いや交通安全の御祈祷をするときに神主が奏上する祝詞(のりと)。
「どんなことを言っているのかチンプンカンプン」
という人も多いと思います。
そんなわけで今回は御祈祷のときの祝詞の内容について書いてみたいと思います。
1つ1つの言葉を解説するとめちゃくちゃ大変だし文章的にも執筆時間的にも長くなるので、おおまかにどんなことを言っているのか書く感じですすめていきます!
よく「かけまくも」とか言ってはじまるけどなんなの?
祝詞の出だしで「かけまくもかしこき~」って言っているのを聞いたことがあるでしょうか。これは漢字だと「掛けまくも畏き」と書きます。